水素水と天然水の違い

一時期ブームとなった「水素水」
水素水が流行った理由は水素が活性酸素に作用して美容や健康への効果が期待されていたからです。
医師の間でも賛否が大きく分かれている内容でもあります。
ただし、水素水に効果が無いとしても、健康に悪いという物でもないようです。

水素水サーバーもあるため、今回は水素水と天然水について考えてみたいと思います。

水素水とは

水素水とは、水素を高濃度に含んだ水の総称です。
水素の含有量に明確な基準が無いため、一概に水素水と言っても含有量や製法に違いがあります。

効果に関するエビデンスは少なく、否定的な専門家もいますが、中には水素を使った療法を行うクリニックもあります。
クリニックで販売されている水素水の中には7.0ppmほどの高濃度の水素水だそうです。

水素は非常に小さい分子なので、市販ではペットボトルではプラスチックを通り抜けられる特徴があることから、水素が抜けにくいアルミパウチやアルミボトルに入っているのが一般的です。

そしてもう一つ、水素生成器でも水素水が出来ます。
こちらのタイプが水素水が飲めるウォーターサーバーです。

水素生成器=水素水サーバー


水素水サーバーを使う最大のメリットは、水素が逃げないうちに、作りたての水素水を飲めることです。

しかしながら、ここでも機会によって生成できる水素量が違うという問題があります。この辺りはしっかりと確認しないといけませんね…

また、水素水サーバーではRO水を水素水にするものが一般的です。
そのためミネラル分には期待が出来ません。

 

天然水とは

ろ過、沈殿及び加熱殺菌以外の物理的・化学的処理を行っていない、特定水源より採水された地下水のことをいいます。
地中に溶け込んだミネラル分が含まれています。
天然水はもともとの不純物が少ないため、最低限のろ過や殺菌処理のみで安全に飲むことが出来ます。

天然のミネラルを含むので健康へ効果も期待でき、「美味しい」と感じる人が多いです。

採水地によって含まれるミネラルも違うため、味の違いを楽しむこともできます。
ミネラル含有量の多い硬水は便秘解消効果・動脈硬化予防も期待が出来ます。

軟水にも口当たりの良さ・赤ちゃんやペットも一緒に飲める・日本料理に最適…等多くのメリットがあります。

 

どんな人にオススメ?

 

水素水

値段が高くても、抗酸化作用を期待する人。

 

天然水

普段使いでミネラルをしっかり補給したい人、美味しい水を求める人。