運動時の水分補給、どのようにしていますか?
今回はベストなタイミングや適した飲み物などを、詳しく解説致します!
間違いです。
身体が水分を吸収できる1回の量は、200~250mL。
これ以上の水を一気に飲んでも体内に吸収されずに、尿として排出されやすくなってしまいます。
運動やスポーツで汗をかいた時は冷たい水がおいしく感じられますが、冷たすぎるものは内臓に負担がかかります。
一気に飲むとお腹をこわしたり、体がだるくなりやすいので注意しましょう。常温もしくは11~15度くらいに冷やしたものが理想的です。
水分補給のタイミング
一度に飲む量は200ml程度でOK
(1)運動を始める約30分前250~500mlを何回かに分けて飲む
(2)運動中20~30分ごとに、ひとくち~200ml程度を飲む
(3)運動が終わった後200ml程度を何回かに分けて飲む
スポーツ時の水分補給に適した飲み物
屋外で運動する場合は、脱水と暑さ対策のため、こまめに水分補給をし、日陰で休息をとるようにしましょう。
暑くて汗をかきやすい時期に激しい運動をすると、状況によっては数リットルもの水分が体内から失われています。
汗を多くかくときに失われるのは水分だけではありません。
汗と一緒にナトリウム、マグネシウム、カルシウム、カリウムなどのミネラル分も放出されます。そのため、水分だけ摂取するのではなく、汗をたくさんかく前にもミネラルの入ったスポーツドリンクを飲んでおくことが必要です。
スポーツドリンク
スポーツドリンクは名前の通り、スポーツ時の水分補給として最適な飲み物です。
スポーツドリンクにはミネラルが豊富に含まれているため、汗で失われたミネラル分を効率良く補うことができます。
また疲労回復に効果的なクエン酸や、エネルギー源となるブドウ糖も豊富です。スポーツ時体が欲しい栄養素を多く摂取できる特徴があります。
一方でスポーツドリンクには糖分が多く含まれています。
必要以上に飲めば単にカロリーオーバーしてしまいます。更に、一度にたくさん飲めば血糖値が急激に上昇して、より喉が渇く原因になってしまいます。
基本的な水分補給には水を飲み、大量の汗をかいた場合のみスポーツドリンクを飲むなどして、飲み分けることが大切です。
ミネラルウォーター
スポーツ時お水を飲むなら、水道水ではなく天然水を選びましょう。
天然水にはカルシウムとマグネシウムといった「ミネラル」が含まれています。
ミネラルを摂取することで筋肉の痙攣や、足がつってしまうなどのトラブルを防ぐ効果が期待できます。
水道水やRO水にはミネラルが含まれないことから、スポーツ時は天然水が適しています。お薬を飲んでいない方であればミネラル含有量の多い硬水もおすすめです。しかし日本人は硬水に慣れていないため、硬水を飲み続けるとお腹を壊してしまうこともあるので注意をしてくださいね。
麦茶
麦茶は、カフェインが含まれておらず、ミネラルも豊富に含まれているため、スポーツ時におすすめです!
ただし、紅茶やウーロン茶などには利尿作用のあるカフェインが含まれているため、水分が失われやすくなってしまい逆効果です。
お茶を選ぶなら、麦茶と覚えておいてください。
まとめ
水は量よりも回数を飲むことが大事です!
スポーツ時の正しい水分補給の方法は…
- 水分補給は運動前・運動中(最低30分に1度)運動後に200ml
- 水とスポーツドリンクの飲み分け
スポーツ時の水分補給は、体の健康を守るためにはもちろん、運動パフォーマンスの向上にも重要です!
ぜひ、意識してみてくださいね。