「うわっ、水道から濁った水が・・・」
「なんか変なニオイがする・・・」
水道水の異変を感じた時に、真っ先に気になるのはその原因ですね。この記事ではニオイや濁りの原因をくまなく解説します。
赤く濁った水(鉄サビ)が出る

原因 = 給排水管内のサビ
給配水管内部の錆びが、水圧などにより剥がれ落ち、赤く濁った水が出てくる。
しばらく水を出しっぱなしにして、濁りがなくなるのを待つ。錆の成分は、牛乳やレバーに含まれる鉄分と同じ成分のため、多少濁りのある水を飲んでしまった場合でも、人体に大きな悪影響はない。
青っぽい水が出る

原因 = 光の吸収・散乱
水が青く見えるのは、宇宙から見ると地球が青く見えるのと同じ原理。水には赤い光を吸収し、青い光を拡散するという性質がある。
特に対策は必要ない。ただし稀に長期間使用していない湯沸器から胴が溶出して青っぽい水が出ることがある。
白い水が出る

原因 = 空気の気泡
水を勢いよく出した際に、溶け込んだ空気が気泡となり白い水が出てくる。
特に対策は必要ない。断水後などに浄水場や給水ポンプに空気が入り込み、通常よりも白い水が出ることがあるが、しばらく経つと元に戻る。
白い異物が出る

原因 = ミネラルの塊
水道水にはミネラル分が含まれており、それらが塊となり出てくることがある。
ミネラル分とは、カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウム、シリカ、ケイ素などの人体に必要な栄養素のため健康上の心配はない。
【参考サイト】
https://www.pref.chiba.lg.jp/suidou/jousui/suishitsu/qa/index.html
https://www.city.fukuoka.lg.jp/mizu/suishitu/machi/009.html