【首都圏外郭放水路】春日部の地下神殿、龍Q館【ロケ地】

埼玉県春日部市に地下神殿と呼ばれる地下放水路があるのをご存じでしょうか?
正式名称を「首都圏外郭放水路(しゅとけんがいかくほうすいろ)」と言います。
「龍Q館(りゅうきゅうかん)」は、首都圏外郭放水路内に設置され、外郭放水路の機能や役割を紹介する他、地域との連携を図った総合学習・生涯学習施設としての機能も備えています。

首都圏外郭放水路はロケ地としても有名です。
仮面ライダーやスーパー戦隊、ウルトラマンなどの特撮作品ではお馴染みの場所です。
最近の映画では「翔んで埼玉」のロケ地としても有名ですね。

首都圏外郭放水とは

首都圏外郭放水路は、洪水を防ぐために建設された世界最大級の地下放水路です。
中川、倉松川、大落古利根川、18号水路、幸松川といった中小河川が洪水となった時、洪水の一部をゆとりのある江戸川へと流すことができます。

中川・綾瀬川の流域は、利根川や江戸川、荒川といった大きな川に囲まれています。この地域は、土地が低く水がたまりやすいお皿のような地形となっているため、これまで何度も洪水被害を受けてきました。また、川の勾配が緩やかで、水が海まで流れにくいという特徴があり、大雨が降ると水位がなかなか下がりません。
さらに近年では、都市化が急速に進み、降った雨が地中にしみこみにくく、雨水が一気に川に流れ込んで洪水が発生しやすくなっています。

首都圏外郭放水路の完成によって、周辺地域で浸水する家屋の戸数や面積は大幅に減り、長年洪水に悩まされてきた流域の被害を大きく軽減しました。

江戸川河川事務所

見学は大人気で要予約

首都圏外郭放水路の見学も大人気です。
当日予約は受け付けていないため注意が必要です!

インターネットからだと、28日(4週間)前の00:00~1週間前まで、電話だと28日(4週間)前の09:00から前日までが予約受付期間となっています。

大人気のため、受け付け開始の午前0時にインターネットから予約することをおすすめします。

水害に備える

水害の発生は、毎年6月~7月の梅雨のシーズンや8月~9月の台風シーズンに集中しています。特に、近年は、ゲリラ豪雨と呼ばれる時間雨量50mmを超える豪雨の発生件数が増加傾向にあります。
事前に、お住いの地域のハザードマップで水害のリスクを知ることが大切です。
安全に避難するためには、安全な避難場所や避難経路、避難方法を事前に確認しておくことが重要です。
避難経路の途中に、氾濫する可能性のある河川や、浸水する可能性のあるくぼ地などがないか。また、そうした場所があったら、他にどのような経路を通ってどこに避難すべきか、など、ハザードマップで確認し、実際に歩いてみて、周囲の安全を確認しておくことをお勧めします。

飲料水の確保

自然災害によりライフラインが寸断されてしまったとき、一番困るのが「水」の問題です。
被害が広範囲に及ぶと、各家庭に水が行き渡るようになるまで数日から1週間、またはそれ以上の時間がかかってしまうことも…!

飲料水はもちろんのこと、食事の準備やトイレ、洗濯などあらゆる場面で欠かせない存在となっている水は、給水支援やライフラインの回復を待つだけではなく、自分たちの力で生活できるよう防災対策として備蓄しておくことが大切です。

台風の前にスーパーやドラッグストアに行ったら水が完売…!なんてことが多々あります。
必要な時に買えなかった!ということが無いように日ごろから水の備蓄をしておきましょう。

備蓄はウォーターサーバーがオススメ

非常用の持ち出し袋には最低限の水を入れておき、家にも水を備蓄しておくことが大切です。
備蓄用にはウォーターサーバーがオススメです!
水も長期保管しておくと味が落ちてしまいます。
ウォーターサーバーなら定期配送されるので、買い置きを切らす心配がありません。
また、古い物から順に飲んでいけるので、万が一の時に賞味期限が切れていた!
なんてことも防げます。
普段の生活を送りながら無理なく「ストック」することが備蓄への第一歩です。

我が家で実際に使用中のプレミアムウォーター